もっくん一発合格の秘訣

1・プロフィール

名前・・・もっくん
年齢・・・26歳
得意科目・管理会計論
受験歴・・1回
予備校・・TAC1年本科選択科目・経営学

2・はじめに

 私は、大学卒業後に公認会計士試験の勉強をはじめました。試験勉強を始める前、私は会計士試験の各科目について、まったくの素人でした。借方・貸方もわからない状態で勉強をはじめました。

 その当時24歳という年齢で、職歴なしであったために、絶対に1発で合格する必要がありました。私以外にも年齢的な理由、経済的な理由からどうしても1発で受かりたい、という方は多くいらっしゃると思います。

結論から言えば、1発合格は可能です。
そこで、1発合格のためにはどうするべきか、私の合格体験記がみなさんの参考になれば幸いです。

 まず、最も重要なことは「公認会計士試験はそんなに難しくない」ということを忘れないことです。予備校に通うとわかるのですが、受講生の間、ましてや講師の間にさえもおかしな雰囲気が蔓延しています。

 それは「この試験は難しいから1回で受からないのはしょうがない」という雰囲気です。

 そんなことはありません。一度でもそう考えた時点で1発合格の道は閉ざされるといっても言い過ぎではないでしょう。

 現実、私は1発合格することができました。私が特別な能力を持っているわけではありません。ただ、最初から最後まで絶対に1発で受かる気でいただけです。半ば無理矢理でも構いません。「この試験はそんなに難しくない」と言い聞かせることは非常に重要だと思います。

 次に重要なことは、適度な息抜きです。試験勉強は私の場合は1年4ヶ月、長丁場です。
 この長期間ですから、あまり飛ばしすぎるのもよくありません。かといって最後の直線にかけすぎちゃうのも問題ですが。
 大事なことは、論文式試験が終わるときまで、満遍なく勉強をするということです。

 私の場合は、短答式、論文式の直前3週間の時期を除き、土日は完全にオフとしました。1分たりとも勉強をしませんでした。
逆にそうすることによって、「あ~2日も勉強してねーよやばいよ勉強しなきゃ」という気持ちになり、月曜から気合いが入りました。勉強はじめた時点ではなかなかイメージができないと思いますが、想像以上に長丁場ですので、適度な息抜きも1発合格には必要なことだと思います。

 ここから先はやや精神論のようになってしまいますので、読み飛ばしていただいても結構です(笑)。

 受験勉強は非常に孤独です。私は特に予備校に受験仲間が一人もいなかったのでなおさらですが、私のまわりには支えてくれる人がいました。みなさんの周りにもいると思います。経済的に援助してくれた人、毎日ご飯を食べさせてくれた人、勉強勉強で頭がおかしくなりそうなときに精神的に支えてくれた人。両親、恋人、友人、その人たちに感謝しながら勉強してみてください。

 逆にそれがプレッシャーとなってしまう方もいるかもしれません。大いに感じてください。それくらいのプレッシャーには何とか勝ちましょう。 それでは以下、私が実際にした勉強法を書き記します。まずは時系列順(入門期~上級期~短答直前期~論文直前期)に、続いて科目別にまとめてみます。

3 時系列順勉強法

Ⅰ入門期

 私は簿記に関して全くの初学者でしたので、ある意味簿記の入門講義が最難関だったような気がします。私が入門期に心がけていたことは、ミニテストと本気で勝負する、ということです。TACの入門期には、毎回の授業の前に、前回のポイントを復習する15分程度のちょっとしたテストがあります。このミニテスト、軽視してしまいそうですが、私は常に全力投球でした(笑)。15分のテストのために1時間くらいかけて勉強しました。この積み重ねは必ず生きます。その日その日、出来ることを確実にこなすことが大事なのではないでしょうか。

 受験勉強においてよく聞く議論がありますね。「暗記重視か理解重視か」です。

 私は、この議論自体無意味なものだと思います。

 「ごはんと明太子はどっちがおいしいか」みたいなものです。ほかほかのごはんに明太子がのっかっているからご馳走なのです。理解するのなんて当たり前、ただ最終目標は論文式試験で合格に値する文章を書くことですから、そのための武器として暗記というアプローチも必要になってきます。

 暗記と理解、両方必要なのですが、入門期においては理解に重点を置くべきです。これは多分予備校の授業でも言われると思います。それに加えて、暗記できるものは暗記しちゃいましょう。この時期はけっこう時間に余裕があります。できることはやってしまいましょう。

 そこで暗記の方法ですが、私は単語カードが大好きでした。私は予備校の通学に片道90分かかったので、単語カードは重宝しました。単語カードは便利なだけでなく、その作成作業自体も勉強になります。つまりテキスト等を見ながら単語カードを作るのではなく、いったん暗記してから何も見ずに単語カードを作りましょう。その方がおトクです。

 単語カードの作り方ですが、ここにも一工夫しました。…といってもたいしたものではありませんが。例えば、監査論の「分析的手続」という言葉の単語カードを作るとします。このときにただ単に
財務データ相互間又は財務データ以外のデータと財務データとの間に存在する関係を利用して推定値を算出し、推定値と財務データを比較することによって財務情報を検討する監査手続
と書いてしまうと、データデータデータって、なかなか暗記しにくいですよね。そこで
財務データ相互間に存在する関係を利用して推定値を算出し、推定値と財務データを比較することによって財務情報を検討する監査手続
又は
財務データ以外のデータと財務データとの間
 という風に書くだけでずいぶん違います。定義には「または、及び」といった同型反復型のものが多くあります。こういう点を意識するだけで随分ラクになります。
暗記を繰り返すうちにこの構図ごと憶えるというのも効果的です。さらにその下の余白に「データ間に存在する関係に影響を与える異常な状況がなければ、当該関係が存続するであろう、という前提」という風に関連する論点を書いておくことで同時に憶えることができます。
そのようなメモ書きを充実させていくことで、分析的手続と言われたらポンポン関連論点がでてくるようになれば完璧です。というわけで、でっかい単語カードを使いましょう。

 ただ、入門期に暗記するのもよいですが、そこには必ず理解というバックボーンがなければなりません。ここは絶対勘違いしてはいけません。暗記が完璧になると、デキるようになった気になってしまいますが、それではだめです。

理解できている、とはどういうことかですが、単純に言えば堅苦しい表現と、やわらかーい表現と、両方で説明できること、でしょうか。たとえば分析的手続(…またか)の理解については、

・固定資産が前期と変わってないから減価償却費も大幅な変更はない、ってことを財務データで検証する
・彼女が毎年1キロ太ってきてて、今年も同じように大食いだから来年はまた1キロ増える

 という具合です。この堅い表現柔らかい表現を両方瞬時に準備できれば、理解は出来ているといえるのではないでしょうか。
 入門期のまとめですが、この時期はとにかく簿記です。これもよく聞くことだと思いますが、1にも2にも簿記をやりましょう。簿記の気分転換に他の科目、くらいの感覚でいいと思います。

Ⅱ上級期

 上級期に入ると、本格的な答練がはじまります。もちろん、全力投球です。100点を取りに行きましょう。しかし、この時期になると問題が生じます。答練が難しいです。

 私も財務会計論の答練の簿記で0点をとったことがあります。

 私は1年本科というコースだったため、習っていない範囲がでたということもあるのですが、さすがに0点は驚きました。
 ただし、目標は1発合格、本試験まで1年もありません。くよくよしているヒマなんてありません。とにかく日程通りにこなしましょう。100点をとれるだけの準備をして、受けた後はなぜ間違えたのかをしっかり復習しましょう。

そこで登場するのがミスノートです。

 私は簿記、管理会計、租税法の計算科目のミスノートを作りました。私は、ノートの1ページに1答練、まず1回目に解いた日付、得点、ミスしたポイントを書きます。この際に、普段の言葉でミスを指摘します。

「社債利息の未払い分を計上しなかった」

と書くのではなく、

「お前は何回未払社債利息を無視すればわかるんだこのアホ」

 と書きましょう。なぜミスしたのか、どのような思考回路だったのかをしっかり記録しておくと、2回目3回目に解くときに非常に役に立ちます。まぁ、ミスノートについてはみなさんやっていらっしゃるのでこんなもんでいいでしょう。

 答練は、なるべく教室で受けましょう。家で解いても一緒、という意見もあります。答練なんかに自習時間を取られるのはもったいない、という意見もあるでしょうが、それは違います。教室で緊張感を持って、100点を取りにいくことが、どんな自習より効果があります。95点だったら、しっかり悔しがって下さい。100点取るためにしっかり準備をすること、そして緊張感を持って受けること、これは忘れないようにしましょう。

 しかし、この時期になると授業数も増えて、100点取るための準備が出来ずに答練の日を迎えてしまうこともあるでしょう。それでも受けましょう。準備せずに受けるのはもったいないですが、そんなことくらいで日程を延ばし延ばしにしてしまうのはもっとよくありません。いつか追いつかなくなってしまっては手遅れですので、やむを得ず準備ができなくても答練は受けましょう。

 さて、上級期の普段の授業ですが、私は教室で授業を受けて、授業後そのまま席を立たずにその授業の復習を完璧に終わらせる、という流れを基本にしていました。

 上級期も佳境に入ってくると、3日間通しで全国模試があります。もちろん全力投球。さすがにこういう模試は100点というわけにはいきませんが、気持ちだけは100点です。とにかく、この3月あたりの模試までは、目の前の答練にむけてできるだけの準備をする、というスタンスの勉強と、普段の授業の復習、という二つで十分です。というか、それで手一杯だと思います。すべての答練に万全の準備をしましょう。

ちなみに私の模試の結果は全答練1回目700位くらい、C判定でした。

Ⅲ短答直前期

 とうとう短答が近づいてきました。予備校からも放置され、自習自習の毎日となります。細かい勉強方法は後述の科目別勉強法に譲ります。

 まず、短答式試験の科目ではない科目、租税法と経営学は3月末の全国模試後、全くやりませんでした。同時期に、いわゆる短答特化体勢に入ります。この短答に特化する時期はここがベストではないでしょうか。目標は論文式試験突破ですから、あまりに早く短答モードに突入するのは問題ですが、もしものことがあったら論文式試験を受験することすらできないわけですから、この3月末で間違いないです。

 さて、自習の場所ですが、私は自宅でした。自宅では集中できないので、自習室派だ、という方も多いようですが、私は家をお奨めします。予備校が遠いというのも理由ですが、やはり生活の中心である家を勉強においても拠点としたほうが効率的です。特に直前期は授業等もないわけですし、家では勉強できないというのは痛いです。そのため、入門期から家で自習するクセをつけておいたほうがよいです。

 そして、短答式試験は2週間にわたります。1週間のハーフタイムがあるのです。ここがかなりポイントになってきます。前半に監査・企業法、後半に管理会計・財務会計です(来年以降変更があるかもしれませんが・・・)。

 問題なのは計算科目が後半ということです。これが前半だったらやりやすいのに。

 逆算すると、ハーフタイム中は管理と財務だけやってればよいのですが、その前の1週間の勉強が問題です。
 ここで仮に監査・企業だけ勉強するとなると、計算問題を1週間解くことがないということになってしまいます。それはどうなんでしょうか、ちょっと危険ですよね。そのため、直前一週間は監査・企業に重点を置きながらも計算問題も1日3時間くらいは解くようにしました。

 ということは、監査・企業は直前1週間にそこまで追い込めないということになりますので、さらに前の時期、2~3週間前という時期は監査・企業をちょっぴり多めにやりましょう。計算は毎日継続、ハーフタイムのある理論科目財務諸表論はラスト1週間で追い込むためある程度放置、という作戦がいいのではないでしょうか。

Ⅳ論文直前期

 短答式試験が終わると、どっと疲れます。しかし論文式試験まで3ヶ月弱。ここで私は温泉にいきました。でもこれはあまりお勧めしません。温泉で租税法のことばかり考えてゆったりも何もありませんので(笑)。でも若干の息抜きはしたほうがいいと思います。これから1番大事な3ヶ月なのですから。

 まず、放置していた租税法を真剣にやります。私はこの時期の勉強の割合は租税8・その他2という感じでした。細かい勉強法は後ほど。

 論文直前期、予備校のカリキュラムをすべて終了したあとの1ヶ月、ここが一番大事です。受験一回目の方であればここが一番の伸びどころです。

 そこで私がとった作戦は「貼り紙作戦」です。

予備校の授業の雑談で、「目標を達成できるかどうかの分かれ目は、その目標を壁に貼れるかどうかだ」という話を聞きました。即、実践です(笑)。私が貼り紙に書いた目標は以下のものです。
  • 簿記の総合問題1日1問解きなさい!!
  • 今日できることは今日やりなさい!
  • 全答練でA判定とりなさい!!
  • 短答絶対突破しなさい!!
  • ここまできたんだから論文式試験合格しなさい!!
 結果からいえば、すべて達成しました。あの雑談は本当だったのです(笑)。全答練の2回目は150位程度でした。

 その紙にくわえてもう一枚。カレンダーを作り、その日に解く答練を書きました。解いたらバツをつける、ということをしました。8月1日から8月23日までに簿記24問、管理会計59問、租税法39問を解きました。

 かなりやったなぁ、という感じでした。バツをつけるのに異様な悦びを感じながら解きました。簿記の問題数が少なかったからか、本試験の簿記の出来はイマイチでしたが、他の計算科目はかなりアドバンテージをとることができました。

 勉強時間については、短答、論文直前はさすがに1日15時間くらい勉強しました。でもその他の時期は、10時間以上勉強するような日は殆どありませんでした。

 平均して1日5~7時間程度、だと思います。ちょうどこの2006年はアテネ五輪、WBC、ワールドカップ、ハンカチ王子とスポーツ好きな私としては非常に楽しい年だったため、テレビもしっかり見ました。ただ、勉強しないという日(土日はオフですが)はありませんでした。1年4ヶ月という長期的視点にたつと、今日は10時間、昨日はしてない、というような流れはよくありません。バランス感覚をもって勉強開始から論文式試験まで乗り切ることが大事だと思います。

それでは続いて、科目別の勉強方法について書きたいと思います。

4・科目別勉強法

Ⅰ財務会計論・簿記

 簿記に関しては、とにかく問題を解く、これに尽きると思います。今年の本試験の傾向を見ても、やはりスピードというものが重要である傾向は変わらないようですので、スピードをあげることに意識がいってしまうのは仕方ないことですが、ただ速く解くだけでは意味がなく、速く正答を導かなければなりません。そのために重要なのは、闇雲にスピードアップするのではなく、一つ一つを正確に処理するということが大事だと思います。

 勉強としては、答練・アクセスを最終的にすべて3回解きました。入門期はテキストについてくるトレーニングをひたすら解きました。これも3回ずつくらいです。市販の問題集などは一切手を出していません。

 短答対策も、特別なことはしていません。短答答練を同じように3回ずつ解いただけで、あとはアクセス等を解いていました。

Ⅱ財務会計論・財務諸表論

 この科目の勉強法は短答と論文で全然違う気がします。短答に関しては、テキスト、基準を読むというのはもちろんです。授業で大事なところにマーカー等でしるしをつけると思いますが、それ以外にも、自分が間違えそうなところにマーカーをつけることもしたほうがよいと思います。基準等を読んでいて「そうなんだ、へぇー」と思うところにマーカーです。あとは短答答練を分野別に分けるということもしました。でもこれはよく聞く話ですよね。

 論文については、テキストレベルの誰でも書ける論点はがっちり書けるようにしておく。文章自体の暗記はしませんが、定義をしっかり暗記して、あとは流れをなんとなく憶える、とこんな感じでしょうか。

 財務諸表論はあまり特別な勉強をしていない気がします。逆に言えば、財表にあまり時間を割かなくてよいのかな、という気もします。

Ⅲ管理会計論

 私はこの科目が非常に苦手でした。アクセスを受けて、平気で10点20点という情けない点数を取りました。そのため、たくさんの時間をこの科目に費やしました。

 そのうち、いつの間にか得意科目になりました。

 実践した勉強といっても、アクセス・答練の繰り返しです。この科目は4回くらい解きましたね。多分この科目はやれば伸びる科目なので、けっこう時間をかけてもよいのかな、という気がします。

Ⅳ租税法

 この科目は短答がないので、4月になるとともに殆どの受験生に無視されてしまうかわいそうな科目です。そのため、3月までにある程度仕上げておく必要がある、といわれます。ではどの程度仕上げればよいのか、ですが、いつも通り、普段の答練にむけてしっかり準備する、ということだけで十分です。

短答後に、猛スピードでアクセス・答練を2回ずつ解きました。

Ⅴ企業法

 この科目は私が勉強をはじめて3ヶ月くらい経過したところで商法から会社法に改正ということになって困りましたが、逆に商法→会社法の転換がスムーズにいけたのでラッキーだったかもしれません。

 この科目のコツは、あまり時間をかけないことだと思います。あまり勉強しないで、合格ギリギリのレベルを狙うべきだと思います。やり始めるとキリがないので、さらっと平均点をとりましょう。

 そのためには、論証例の暗記ということはしてはいけません。大変です。条文番号の場所をだいたい憶える、なんとなく「企業法っぽい解答」の書き方を習得する、これだけです。私がもっとも時間をかけなかった科目です。

Ⅵ監査論

 この科目は暗記ですね(笑)。もちろん理解することも重要ですが、暗記に頼る部分が一番多い科目が監査論だと思います。勉強法もいたって普通です。定義を暗記し、基準を読み込む。 監査論も含め、理論科目の答練の復習ですが、もう一度書くのは時間ももったいないし、あまり効果的ではありません。

 そのために、最初に受けるときに万全の準備をしておくことが大事なのです。100点取る気で勉強したあとの復習は、さらっと見るだけでも十分記憶がよみがえってきます。ですから理論科目の答練の復習は1問10分くらいでさらっと終わらせるのがよいと思います。

Ⅶ選択科目(経営学)

 経営学は…困ります。なんとも勉強のしにくい科目です。結果から見ても本試験で予備校の勉強があまり役に立った感じがしません(笑)。

ただ、ファイナンス論は勉強しましょう。

経営学も時間をかけるべきではありません。

最後に

 全体の勉強で時間をかけるべき科目はやはりまず簿記です。

 次に管理会計、租税法。次に監査論。次に財務諸表論。最後のおまけに企業法と経営学です。

 

 ここまでの私の勉強方法を見ていただいておわかりかと思いますが、何の変哲もありません。ごく普通の勉強法です。

予備校のテキスト類以外のものには一切手を出していません。

逆に言えば奇抜な勉強などいらないのです。

 あとは苦手科目をつくらないことも重要だと思います。私は管理会計論がどうもネックになりそうだったので、その部分の修正に力を入れました。科目間の実力についてもバランスが重要です。

最初にも書きましたが、最も重要なことは「公認会計士試験は難しいから1回目は落ちてもしょうがない」ということを絶対に考えないことです。これがなかなか難しいことかもしれませんが、1回で受かる気持ちで勉強しなければ1回で受かるはずがありません。

 稚拙な文章を最後までお読みいただきありがとうございました。
 私の体験がこれから1発合格を目指す方の何かの参考になれば幸いです。