在学中合格、ヤンさんの合格体験記

公認会計士合格体験記
目次
・始めに
・総論
・各論(入門期、上級期、直前期)
・各科目
・結び

・始めに

 合格体験記を読んでいただきありがとうございます。まず初めに私(ヤン)の基本情報について書いていきたいと思います。

 関西の私立大学に通う(関関同立)文系の大学生で1回生の2019年の11月ごろから勉強を始めて2021年の5月の短答に一発合格し、その後2021年の論文に不合格、2022年の論文で合格し、4回生のうちに学内合格をすることができました。

 所属していた予備校は大原で教材も公開模試以外は大原の教材のみしか使用しておりません。通学で勉強を行っていました。
今回はまだ記憶に新しい論文式試験に対する勉強法や勉強以外の試験に受かるためにしていたこと等をお伝え出来たらと思っています。

 ちなみに、合格した時の模試の成績は大原模試1回目が60位台、2回目が70位台でしたので大原の方はもちろん他の予備校の方もこの方法いいなと思ったものがあったら参考にしていただけると幸いです。

 合格体験記の流れとしては、総論で勉強期間を通じて自分が勉強中と普段の生活から意識していたことと、自分が合格できたことに大きくかかわっていると個人的に考えている事項をいくつか紹介していきます。その後、各論で入門期、上級期、直前期に分けて何に重きを置いて勉強をしていたかを説明し、最後に科目ごとの勉強法について説明していきます。

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・会計士を目指した動機

学内の公認会計士の講座があったので大学在学中に何か一つ大きなことをやり遂げたいと思って公認会計士の学内合格を目指しました。

・総論

 ここではまず勉強期間を通じて自分が勉強中と普段の生活から意識していたことから説明していきたいと思います。

 普段の勉強中から意識していたことはいかに効率的に勉強時間を減らして確実に受かることができる実力をつけるかです。
 実際、私は一日7~8時間勉強で週50時間を目標に勉強をしており最大でも10時間の勉強が限界でした。

 予備校や会計士のtwitter界隈では長い時間勉強するのが必勝法のような風潮がありますが、私は必ずしも会計士試験が長時間勉強しなければ受からないような試験であるとは思いません。(最低限の時間は必要です。)

 長時間勉強は受かるための有効な方法の一つではありますが、自分がそうであるように人によっては10時間以上勉強できない人もいますし、また、長時間の勉強時間を確保できない方もいらっしゃると思います。何より長時間勉強は苦痛を伴うことも多く、長いスパンで勉強しなければならない会計士試験では自分が続けられるペースで勉強していくことが大事だと考えます。

 では、具体的にどのように勉強時間を減らしながら成績を上げるかについてですが、私は大きく二つの方法を取り入れました。
一つが、「音読」もう一つが「ミスノートを作る」です。

 まず「音読」についてですが、これは科目別のところで詳しくお話しますが、主に財務と管理の理論と監査論で取り入れており大幅な時間削減になったと考えています。音読が時間削減につながっていると考える理由についてまず、論証を覚える際に、覚える方法としてテキストを読む、論証を書く、声に出して読む方法等があります。

 テキストを読むだけで論証が覚えられる方はごく少数だと思うので、ほとんどの方は論証を覚えるときに論証を書くか、声に出して読むことをしなければなりません。

 そうなると、単純に1文字書くのと1文字読むのでは速度が桁違いで、これが文章になると1つの論証を1周するだけでもかかる時間は読む方が圧倒的に早く済みます。よって論証を覚える際に音読をすることによって大幅に時間を削減できます

 続いて、「ミスノートを作る」についてですが、これは効率的に成績を上げるためにとても効果的な方法です。

 効率的に成績を上げるために最も必要なことは同じミスをできるだけしないことだと思います。同じミスを二度としないと書かなかったのは、自分がどれだけ気を付けても同じミスをしないことはできなかったからです。同じミスをその先二度としない方法があったら是非その方法をのちの合格体験記で是非残してあげてください(笑)。

 話は逸れましたが、ミスノートを作り定期的に(できれば毎日)見返すことで自分のしたミスを思い出すことができ次に同じような問題が出たときに正答できる確率が高まって効率的に成績を上げることができます。これらが勉強時間を減らしながら成績を上げる方法でした。

 続いて、普段の生活から意識していたことは「ちゃんと寝ること」「体の異変を感じたらすぐ休む」ことです。

 ふざけていると思われるかもしれませんが、常に一定のコンディションで勉強するためには必要不可欠なことだと思っています。「ちゃんと寝ること」について私は意識的に午後11時までに寝ることと7~8時間寝ることを徹底していました。ちゃんと寝ることによって勉強の充実度が大幅に高まっていると感じており、あまり寝られなかった日に比べて集中できる時間が長くなっているように感じました。

 集中している時間が長くなれば結果的に必要な勉強時間を減らすことができ、早く帰って早く寝て次の日も長時間集中できるという良いループが出来上がります。したがって勉強の効率を上げるために「ちゃんと寝ること」は必要だと考えます。

 続いて、「体の異変を感じたらすぐ休む」についてですが、これも会計士試験が長期のスパンの試験であることを考えれば、当然のことです。1日無理して勉強して、あまり進捗もよくなく、さらに体調悪化させるぐらいなら体調不良の時は休憩もかねて潔く休んでしまう方がいいというのが私の考えです。このように普段の生活からいかにペースを崩さずに勉強できるかを意識することで無理なく勉強しながら合格できたと思っています。

・大学との勉強とのバランス

会計士の勉強と大学の勉強のバランスについて、基本的には会計士の勉強を優先し、会計士の勉強につかれたときに気分転換に大学の課題を終わらせるようにしていました。日曜日は予備校が17:00で閉校だったので、17:00から大学に戻って一気に課題を終わらせて、両立していました。4回生で必ず受かりたかったので、3回生のうちに単位を取り終え、2回目の論文式試験の期間はゼミ以外には学校には通わず、会計士の勉強に専念していました。サークル活動については、1回生のうちは参加していましたが、勉強が切羽詰まってきたので2回生になるころには参加しなくなりました。

各論

 各論では入門期、上級期、直前期に意識していたことや勉強法について書いていきたいと思います。

 私は2回目の論文式試験で合格しているので論文式試験が終わった後の9月~2月を入門期、3月から5月を上級期、6月から8月を直前期とさせていただきます。また各論に関しては、初学者の方には申し訳ありませんが、過年度生よりの内容になってしまうことをご承知おきください。

 まず入門期に意識していたことは大きく分けて2つで「現時点でわからないところをなくす」ことと、「会計学、租税法の計算の基礎をしっかり固める」ことです。

 「現時点でわからないことをなくす」ことをなぜ入門期にやるのかについて、上級期、直前期になると演習やら暗記やらでやることが増えてくるので大事な時間を演習の復習や暗記に時間を当てるため、余裕のある入門期の間にわからないことをなくしておきます。

 「現時点」でわからないところをなくしておけば十分で、勉強が進んでいけばまたわからないところがたくさん出て来ますが、それらはその都度考えるなり、講師に質問するなりして解決してください。

 続いて「会計学、租税法の計算の基礎をしっかり固める」ことについてですが、入門期の特に12月中旬までが過年度生にとって計算の力を初学者と離せるチャンスなので過年度生の方はまだ試験まで長いからとさぼらずに徹底的に計算の基礎を固めてください。

 続いて上級期に意識していたことは「自分の得意科目、苦手科目を客観的に認識してバランスよく成績がとれるように勉強する」ことです。
 論文式試験により確実に受かるためには苦手な科目をできるだけなくしてバランスよく点数をとる必要があります。バランスよくとは言いますがここでは得意科目はあまり勉強しないという意味ではなく苦手科目をこの時期に重点的に勉強した方がいいという意味でとらえてください。

 直前期は暗記項目を全教科まんべんなく触ることになるので苦手な科目に重点的に時間をさけるのはこのタイミングが最後になります。なので、自分が点数とれていない教科を普段の答練や模試で確認し、重点的にこの時期に勉強してください。

 直前期に苦手科目がなくなっていることがベストです。また、財務や企業法の論証を本格的に暗記し始めたのもこのころです。入門期は理解を重視し、暗記する箇所を極力少なくすることを意識していたのでちゃんとした暗記は上級期からでした。

 最後の直前期になりますが、直前期に意識していたことは「本当に必要な範囲だけ勉強して無理しない」ということです。
 直前期になればなるほどC論点や枝葉の論点が気になってきますが、正直、緊張している試験中に付け焼刃で身に着けた知識を活かせるかは怪しいところで、また、難しい論点を外してもあまり差はつきません。むしろ論文式試験で一番やってはいけないことはみんなが解ける論点を外すことです。

 このことを考えれば直前期に優先すべきことは頻出論点や予備校が模試で出している簡単な論点を確実に解けるようにすることです。このことを踏まえれば自ずと「本当に必要な範囲だけ勉強する」ことの必要性がわかると思います。直前期は無理して詰め込みがちですが、それが原因で体を壊しては元も子もありません。本当に必要な勉強だけして体調に気を使いながら勉強することが直前期のポイントだと思います。

各科目

 ここでは監査論、租税法、会計学(財務会計論、管理会計論)、企業法、経営学に分けて勉強法を書いていこうと思います。

監査論

 まず監査論についてですが、監査論については問題集の典型論点については暗記し、テキストの論点については「目次を見てその論点を思いだす」勉強を行っていました。

 「目次を見てその論点を思い出す」勉強について、最初の方は1つの単元のテキストを読んでから(重要戦の基準値、四半期レビュー等)テキストを閉じて、目次に書いてある箇所の説明ができるか確認します。

 説明できない箇所が出てきたら、再びテキストを見て確認します。この作業を単元ごとに何周もします。テキストを読んでから目次の説明ができるようになったら次はテキストを確認せずに目次だけを見て内容を思い出せるか確認します。最初は全然思い出せないと思いますが、1単元一通り考えてみてからわからなかったところをテキストで確認します。

 これを試験本番までひたすら繰り返していました。

租税法

 租税法については、これといって特徴のある勉強法はなく、計算、理論ともに講義を一通り、受けて問題集や答練で間違えたこところをできるようになるまで復習していました。租税の計算は勉強時間を掛ければかけるほど点数が上がるので過年度の方は租税の計算を武器にするのがおすすめです。

会計学

 会計学についてまず財務、管理に共通していえることですが、まず基礎的なところを徹底的に固めるのがおすすめです。
 会計学を科目合格レベルに持っていければ合格可能性は大きく高まります。会計学を科目合格(偏差値56)レベルに持っていくために必要なことは、難しい論点を解けるようになることではなく、基礎的な論点を確実に正答することです。

 そのため初学者の方も過年度の方も論文の頻出論点の基礎的な問題の正答率を上げることをまずは目指しましょう。勉強法は計算に関しては、答練で間違えたところの復習と、基礎的な問題の反復が中心です。理論に関しては、基礎期で理解を深めて、丸暗記をする部分をできるだけ減らし、上級期、直前期で論証を覚えていきます。

企業法

 企業法については論証が思い出せるかの作業を繰り返すこととテキストを読み込んでどんな論点があるのかを確認して内容を理解することが中心なのですが、企業法は覚えるのにも論証を書きだすのにもとても時間がかかります。

 そこで、上述したように、主要な論証のキーワード(ex競業取引の定義等)は慣れてきたら書き出すのではなく、頭で思い出せるかだけを確認して手を使うのは条文操作だけにすれば大幅に時間短縮になります。どうしても論文は企業法にかける時間が多くなると思うので少しでも自分なりの方法で効率よく勉強できる方法を確立する必要があると思います。

経営学

 最後に経営学についてですが、僕は数学が得意ではなかったので理論は人より手を広げて、計算は会計学と同様、基礎的な問題は絶対解けるように準備するようにしていました。
勉強法は理論の方はひたすらテキストを読み込み、計算は基礎レベルの答練をひたすら繰り返していました。

一回目の論文の反省点・

 2021年は5月の短答一発勝負で、一発で受かるには、ゴッパチしか道がなかったのですが、私は、短答の勉強で精いっぱいでした。なので、1回目の論文はあきらめており、ラッキーで受かればいいなぐらいの気持ちでした。

 今思うと、1回目の論文は落ちることが分かっていたため、2回目の論文へ向けての勉強が早く始められたので結果的には悪くなかったなと思っています。

 9月に始めた理由はアドバンテージをとりたいというのはもちろんありましたが、それよりも論文式試験の対策をほぼしていない状態で3か月休むと、次年度の短答合格者の計算力に追いつくとこから始まることになり、やらないと大きなディスアドバンテージをとると思ったからです。ですので、もしこの記事を読んでくださっている方の中で確実に落ちているなと感じている論文生の方がいらっしゃれば、ぜひ早めに論文対策を始めてください。

結び

 合格体験記を読んでいただきありがとうございました。
 合格するために僕が伝えたいことは2点で「規則正しい生活を送ること」と「計算を人よりできるようにしておくこと」です。

 結びは令和4年の論文式試験の成績表がかえってきた後に書いているのですが、予備校の模試の成績と比べて計算はあまり変わらず、理論は大きくブレがある印象です(個人的な意見です。)。

 実際私は模試までは監査、企業の理論科目を得意としていたのですが、本番ではそれぞれ偏差値、51、45と大幅に下がり結果的には計算科目に助けられた結果となりました。この経験を踏まえて皆さんにはぜひとも計算を得意にしていただきたいと思います。論文式試験の勉強はつらいこともあると思いますが、頑張ってください!

短答合格時の成績

2021年第二回 短答式試験

企業法 75 (75%)
管理会計論 34 (34%)
監査論 80 (80%)
財務会計論 156 (78%)
合計69%
(ボーダー62%)

論文成績

会計学 58,38

1素点23 偏差値49,5
2素点17 偏差値62,1
3素点52.5 偏差値64,17
4素点36,5 偏差値 64,79
5素点27,5 偏差値50,71

会計学は管理会計のできなそうな問題の見極めが早くできたため、模試と同様にいい成績がとれたと考えています。財務会計論も第3問は簡単な部類の年だったと思いますが、計算はほとんどミスなく正解できたので大きなアドバンテージをとることができました。
開示答案 会計学 午前 管理会計
開示答案 会計学 午後 財務会計

監査論 51,55

1素点21 偏差値53,2
2素点11,5 偏差値49,9

本番のこの成績が返ってくるまでは、監査論が一番得意だと思っていたのですが、いざ成績が返ってくると全然そんなことはありませんでした。ここでアドバンテージをとる予定だったので少し予定外でした。
開示答案 監査論

企業法 45,3

1素点12,5 偏差値46,6
2素点6 偏差値44

企業法の第1問はキーの条文を2つとも外し、2-2は全くわからないまま文章を書いたため、このような偏差値となりました。ポジティブに考えれば、これだけ外していても何か文章を書けば足切りは免れられるということなので、これから受験される方はわからなくてもあきらめずに何か考えて文章を書いてほしいなと思います。
開示答案 企業法

租税法 54,55

1素点17,5 偏差値51,63
2素点36 偏差値56,5

租税法は理論、計算ともに終了後、ふわふわしたまま終わりましたが、今年は消費税が例年に比べて簡単だったため、何とか救われました。
開示答案 租税法

経営学 55,6

1素点36 偏差値55,8
2素点28 偏差値55,4

経営学は作戦勝ちでした。理論は予備校のテキストに載っている内容が多めで、計算も2021年のものに比べて基礎的な問題が多かったため、経営学の計算が苦手な私でも科目合格近くまでもっていくことができました。
開示答案 経営学

休学してフルベット、アレックスさんの勉強法

論文一回目は散々な成績だったアレックスさん。2回目は物量で挑み、見事合格されました。
理解より暗記派ですが、そのために徹底した環境作りをしたようです。
ペンネーム→アレックス(早稲田商学部)
受験回数→短答一回、論文二回
年齢→22才
通っていた予備校→cpa会計学院
短答合格時(21年5月)の各科目の得点→企業法60点、管理会計論39点、監査論85点、財務会計論156点。合計340点、69%(ボーダー62%)

論文合格時(22年)の各科目の得点率→監査論61.40,租税法53.95,会計学55.68,企業法54.05,経営学56.90。合計56.19
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①始めに

 みなさんはじめまして、アレックスと申します。
 勉強が忙しいと思いますが、私の会計士試験を通して得た様々なノウハウを伝えたいと思うので、ぜひ勉強の合間に覗いて見ていただけると嬉しいです。

 私は現在大学4年生で受験生時代はとても不真面目で恋愛にうつつを抜かし成績も散々でした。
 論文1回目では偏差値35.10という中々の成績を叩き出してしまうほどです。そんな凡人である私だからこそ、多くの人と同じ目線でアドバイスができると考えております。

 まず、会計士を目指した動機ですが一言で言えば金持ちになりたかったからです。いきなり正直すぎたかもしれません笑。

 ただ、皆さんも本音では同じように考えているかもしれません。強いてまともな理由をつけようとすると、大学入学当初に私は意識高い系だったので、何か大学4年間で成し遂げたいと考えていました。そんな中、公認会計士と言う資格を知って、難易度も高くやりがいがあると感じました。

 また合格後のキャリアも広がっていると言うこともあり、当時何のスキルもなかった私にとってはぴったりのチャレンジだと感じました。実際に就職活動を経て、こんなにも簡単に内定が出るのかと今はあっけにとられています。

 さて、それでは皆さんに凡人の私が模試ではA判定。成績表ランキングに貼られるなど勉強開始時には、信じられないほどの成長を遂げた、秘密をいくつかのトピックに分けて紹介したいと思います。

②総論

 まずそもそもですが、公認会計士試験は相対試験なので、周りと同じような勉強していても合格できないと言う残酷な事実があります。

 そこで大切なのが各自が適切な環境で適切な方法で適切な量勉強する必要があります。

 まず適切な環境についてですが多くの方がそうしているように必ず予備校に入りましょう。
 理由は単純で、市販のテキストの質が低く、予備校に入っている人とそうでない人とのあいだで情報格差がとてつもなく広がってしまうというのがこの試験の特徴だからです。

 さらに予備校に入るにしても、必ずシェアの大きい予備校に入るようにしましょう。相対試験である以上シェアの大きい予備校に入るのは、ビハインドを食らわないと言う意味で鉄則になります。

 具体的にはcpa会計学院に入ることを強くお勧めします。直近のデータからも、cpa会計学院が最も合格者を出していると言う事実があり、教材の質も高く、cpa会計学院に入っていないと不利になってしまうと言う現状があります。よってcpa会計学院に入りましょう。

 また、通学講座を利用すると言うのもとても大切です。通学生どうしで情報交換ができたり、お互いを高め合い、ライバル意識することもできます。そうすることで毎日勉強サボってしまうと言うことも防げます。よって通信講座ではなく、必ず通学講座を利用しましょう。

 通学講座の受講生の合格率は、通信講座の受講生のそれに比べて高いと言うデータもあります。次に適切な方法について説明していきます。適切な方法とは質の高い講義及びテキストを利用することです。

 cpa会計学院では様々な講義及びテキストが存在するためどれを選んでいいのかわからない。また講義を途中でやめて、新しい講義教材に乗り換えると言うケースも珍しくありません。これは完全に時間の無駄なので、こういった凡ミスは必ず防ぎましょう。詳しくは各論で紹介していきます。

 続いて、適切な勉強量こなすと言うことについて、皆さん意識が欠落しがちだと思いますが、とても重要です。これも次の各論で詳しく説明していきたいと思います。

入門期、論文期

 私が受験勉強開始したのは、大学1年生の8月でした。最初は勉強はほとんどやっておらず、ひたすらサークル活動に没頭していました。その時は簿記3級の講義すらようやく消化することができるレベルでした。

 初めての短答が近づくにつれようやく本腰を入れました。とにかく答練で良い点数を取ることにこだわりときには徹夜もしました学習初期の人はとにかく勉強習慣をつけることが大事ですので答練で必ず合格点を取ることを目標にそこから逆算して今何を勉強するべきかというのを強く意識すると良い勉強サイクルが確立できると考えています。

 よく巷で言われていることですが、短答が受かれば論文は余裕と言う事は嘘ですね。

 論文はとにかくスタートダッシュが肝心です。とにかく科目数が多いので、早く勉強ペースをつかむことがとても重要になります。よってスタートダッシュをこれでもかというぐらい全力で切ることが重要になります。

 その後はいい波に乗って答練を淡々と消化していけば勝手に論文は合格すると思います。ただこのスタートダッシュに乗り遅れると本当に痛い目にあうので、とにかくスタートダッシュをガチりましょう。

③各論(各科目)

財務会計

 財務会計論の勉強法は計算と理論に分けて説明します。
 財務会計論の計算の勉強法は短答論文変わらずコントレをひたすら回すことです。なぜなら問題が実際に試験で出題される典型問題の型で収録されているからです。これを理解しながら回すことで本試験で変化球が飛んできた時も、柔軟に対応することができます。

 続いて理論の勉強法ですが、短答ではひたすら過去問を繰り返し解いて、ひっかけのパターンにとことん慣れていくことが重要です。
 論文では理解に重きを置き過ぎると、肝心の暗記を忘れてしまうと言う凡ミスが発生しがちです。よって理解は本当に少しでいいのでとにかく暗記しまくりましょう。

 理解に時間をかけるのは、正直コストパフォーマンスが著しく悪くなってしまいます。よって早いうちから暗記を意識することで、その過程で理解につながると言うことも往々にしてあります。

管理会計

 続いて管理会計論の勉強方ですが、こちらも計算と理論を分けて説明していきたいと思います。 
計算については短答論文ともにテキストの典型問題をひたすら回転して解き方を覚えることです。こちらも理解に走りすぎると、結局本試験で得点ができないといったケースがよくあります。

 理論は短答ではひたすら過去問の誤りを覚えて、そのひっかけパターンを頭にインプットしておきます。論文では短いフレーズを暗記することで、典型問題に対応する能力を鍛えることが重要。

企業法

 続いて企業法の勉強ですが、こちらは短答と論文で大きく勉強法が異なります。
 短答ではテキストに過去問の誤りのパターンを書き込んでテキストの本文を読みまくります。論文の勉強は答練に出てきた問題を回転し、またどの論点がどの条文に結びつけられているかを強く意識することで、条文検索力及び論点の引き出し能力と言うものがとてつもなく上がり、また答練に出てきた問題を暗記することで本試験のヤマアテもどうじにねらいにいきます。

監査論

 続いて監査論ですが、こちらも短答は過去問の誤りのパターンをテキストに反映させて、その後にテキストを読み込むことです。
 論文では、典型論点の暗記及び洗い出しを徹底的に訓練します。また事例問題の解き方を答練のときも常に意識します。
 例えば、問題文中で使われた表現をそのまま回答欄にコピペすると点数が高まります。

租税法

 次に租税法の勉強方法ですが計算はひたすら暗記事項を暗記して電卓を叩くのみです。
 理論はどの論点が何条にあるかをなんとなくでいいので頭に入れます。またどの条文とどの条文が相性がいいかなどセットで使われる条文はその都度インプットします。

経営学

 続いて経営学は、難しい問題を解かずに、ひたすらテキストに載ってる例題を繰り返し理解をしながら解くことです。それだけで本試験ではアドバンテージを取れます。
 やってはいけないのは難しい問題をやたらと解くことです。経営学で難しい問題を解いている暇があるのであれば、他の教科に回した方が効率の良い戦い方と言えるでしょう。

勉強法総論

 上記から言える事は、短答の理論科目は過去問から逆算してひっかけのパターンをテキストに反映させ、テキストを読み込むと言うことになります。
 論文科目は典型論点の暗記をなるべく早い時期から始めるというのがポイントになります。特にcpa会計学院ではまずは理解をしてから暗記をするべきだと言う主張が強いですが、私はそうは考えていません。
 あくまで理解と暗記と言うものは自転車の両輪のようなものなので、どちらか1つがかけてはいけないのです。これは学習の初期段階にも言えることです。ここは多くの人が見逃していると思うので、ぜひもう一度意識し直してみてください。

④終わりに

 今までは具体的な勉強法について語ってきましたが、一番大切な事は皆さんが自分で考えて勉強することです。

 私が申し上げたことが正解とは限りませんし、人によっては合わないと言うことも当然考えられます。ただ、1つ言えるのは、皆さんは勉強法を模索している間は、勉強している気になっているかもしれませんが実際はそれは勉強には含まれていません。

 勉強法を模索するよりも、実際にテキストの例題を解くことの方が何倍も大切です。
 勉強法を模索して勉強したつもりになってはいけないです。

 また多くの人が圧倒的に勉強時間が足りてないと考えています。朝の通学時間有効的に使えていますか?毎日のTo Do リストを作っていますか?何時に何をやるかきちんとタイムテーブルを作っていますか?Twitterで講師の有益な情報検索しているつもりがいつの間にか全然関係のないツイートばかり見ていませんか?

 耳が痛いかもしれませんが、こういった時間及びエネルギーを実際に問題を解くことに充てることが最重要です。

 また、大学生の方は大学の講義との折り合いも問題になってくると思いますが、私のケースでは大学を1年間休学し、会計士にフルベットできる環境を意図的に作りました。大学が忙しいけど、何がなんでも受かりたいと思う方は大学を言い訳にできない環境を作るためにも休学は一つのアンサーになるのではないでしょうか。

 皆さんがやるべき事は、勉強法を模索してばかりいることではなく、実際にペンと電卓を持って問題を解き始めることです。そうして初めて合格への道筋が見えてきます。

 皆さんの合格を切に願っています。最後まで読んでいただきありがとうございました。

開示答案

会計学午前 管理会計
会計学午後 財務会計
監査論
企業法
租税法
経営学

在学中短期一発合格、たこ焼きさんの勉強法

在学中1年6ヶ月での短期合格。何かを選択する、ということは、他の何かを諦めること。たこ焼きさんは、休学という選択をして、合格可能性を高める選択をしました。
奇をてらわないベーシックな勉強法ですが、それを徹底することが大事だということがよくわかる体験記となっています。
ペンネーム:たこ焼き
受験回数:1回 
年齢:23歳 
予備校:CPA

・はじめに

 こんにちは、たこ焼きです!

 まずは、私が会計士を目指した理由から簡単に話します。
 私が、仕事を選ぶ上で大事にしたかったのが育児との両立と、年収の高さです。

 会計士なら、出産後でも職場復帰がしやすい、また非常勤でも1日5万円ほどもらえることを知り、自分が求めていたものにピッタリでした。

 そういう理由から、会計士を目指そうと思い、2021年の2月にCPAに入り、2021年の12月短答に合格し、2022年8月論文に合格しました。
ちなみに、勉強を始めた当時は簿記すら触れたことがありませんでした。

 また、私は怠惰な人間なので、1日10時間とかは勉強できなかったですし、塾の自習室に最後までいることも出来なかったです。
それでも、最低限の勉強で合格を勝ち取ったと自負しているので、勉強法1つでも受験生の役にたてばいいなと思い、自身の受験生活を振り返って行こうと思います。

私は上位合格を狙うというよりかは、最低限の勉強量で合格したいという気持ちが強かったので、そういう方に参考にしていただきたいです!

 また、私は卒論が厳しめの学部に所属していたため、大学との両立は厳しいと思い、短答の4ヶ月前から1年間休学をしていました
論文の時期も休学と被っていたため、ほぼ専念の状態での勉強でした。

周りにも休学している友人は多かったため、大学との両立が厳しいと感じたり、合格後に遊びたいと思っている方は、休学という選択肢もあることを知って欲しいです。

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・総論

 まず、1番覚えておいて欲しいことは、公認会計士試験は相対評価ということです。
 短答、論文どちらの勉強していても、点数だけに囚われて落ち込んでしまうことがあります。

 しかし、短答で全体6割行かなくても受かる年もありますし、論文の素点が20点でも受かる年もあります。
 問題が難しいと感じて焦っても、必ず他の人も同じように難しいと感じて焦っています!

 私は、管理の計算が苦手だったのですが、管理の計算が難しくなった方が差が出にくいので、ラッキーと思って解いていました
 そう思うことが、試験に打ち勝つ一歩になると思います。
 なので、この試験は相対評価!ということは絶対に忘れないでください。

ー短答ー

まず、短答の成績を載せてから、勉強法について述べていきます。
ボーダーは超えていたので、安心して論文の勉強に移ることができました。

総合得点 377/500(75.4%)

企業法 70/100
管理  62/100
監査  85/100
財務  160/200

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・各論

◯入門期(短答5ヶ月前まで)

 私は、短答の10ヶ月前に勉強を始めたため、最初の5ヶ月くらいはひたすら授業を消化することに必至でした。
 なので、予備校は通学でしたが、WEB講義で授業を消化していました。

 1日に2~4個程度授業を消化していたため、大変だったのですが、"授業をひたすら消化する"とやるべきことが明確だったので、精神的にはキツくなく、1番楽しんで勉強できていた時期だと思います。

 授業を消化する上で大事にしていたことは、アウトプットも併用して行うことです
 授業は、ほとんとがインプットの時間だと思います。

 なので、その後にテキストを復習したり、問題集を自力で解いてみたりすることが大事です。
 私は、授業を見た次の日、3日後、1週間後、2週間後に授業の復習をし、2週間後のときには問題集も解くようにしておきました
 また、このときに複数の授業を受けていると、スケジュール管理が難しくなるので、ipadのスケジュール帳で管理していました。

◯上級期(短答3ヶ月前)

 CPAでは、短答3ヶ月前になると答練が始まるのですが、私はまだ企業法の授業が終わっていなかったので、企業法の授業を消化しつつ、他の教科は答練に向けた勉強に切り替えていました。

 直前答練以外の答練はリアルタイムで受けていなかったのですが、直前答練は本試験の形式がわかるため、授業が間に合っていなくてもリアルタイムで受けることをお勧めします

 理論に関しては、回転できる場所は回転させて、できない場所は理解をしてから回転に移りました。
ここで、焦らずに自分が出来ない分野を理解し、克服しようとする気持ちを持てば、残りの3ヶ月で絶対に成長できます

◯直前期(短答2ヶ月前)

 短答の直前期は、ひたすら同じことの繰り返しです。
 新しいことを覚えるというよりかは、今まで覚えてきたことをいかに定着させるかです。

 理論に関しては、2週間に1回全教科のテキストを回転させていました。
 毎日毎日同じようなことの繰り返しなので、精神的にきついです、、
 1週間くらい前になったら、"今回でこのテキストを見るのは最後だ!!!"という気持ちで、最後の回転をします。

・各論(各科目)

 各科目の勉強法についてですが、短答と論文、計算と理論で別物なので、それぞれに分けて説明していきます!
 勉強法に自信がある科目については、◯ではなく●にしておくので、特に見てほしいです!

ー短答ー

◯財務会計論(計算)

 短答の財務会計論(計算)は、1ヶ月前まで点数が伸び悩んでいました。
 原因は、ケアレスミスです。

 ただ、何回も答練を解くことで、自分のミスのパターンがわかってくるので、論点ごとに注意すべきポイントをメモしていました。
そのメモは日常的に見るというよりは、答練前の10分、本番のときは休憩中などに見ていました
 ケアレスミスのみのメモは、数分あれば見終わるので、見終わらないと焦ることもないのでおすすめです!

 また、答練であまり点数が取れない方は、過去問を解くことをお勧めします
私が通っていた予備校だけかもしれませんが、答練は少しクセがあります。

 しかし、試験の問題は素直なものが多い気がします。

 私は、答練では5~6割しか点が取れていなかったのですが、過去問では8割取れてびっくりしました。
 ただ、答練より過去問の方が難しい、という人もいたので、どちらが自分に合うのかを判断する点でも、過去問を解いてみることはお勧めです。

◯管理会計論(計算)

 管理会計論(計算)は完全に守りの科目です!
 基礎を徹底的に固めてください。

 管理会計論(計算)が難化したときには、誰も解けなくなるので、一気に平均点が下がります。
 一方、管理会計論(計算)が易化したときには、平均点が上がるので、1問でも失点すると、そこそこ痛手になります。

 なので、難しい問題は一切解けなくていいですが、簡単な問題は解けるようにしておくことが大事です!

 あとは、捨てる勇気を持つことが大事です。
 最初は、解いたら解けるのではないかと期待してしまい、なかなか問題を捨てるのは気が引けます。

 しかし、短答での管理会計論は時間との戦いです。
 問題を広く触れることよりも、狭く触れて必ず得点にすることが大事です。
 なので、答練を通して捨てる勇気を持てるようにしましょう。

●管理会計論(理論)

 管理会計論(理論)は、安定する教科なので、絶対に味方にしてください!!!
 というのも、私は、本試験で計算22点しか取れていないのですが、理論で満点取れたおかげで、管理会計論で足を引っ張らずに済みました。

 また、管理会計論(理論)は過去問の焼き直しが多いです。
 なので、過去問をひたすら回転していたら、ほとんどの問題は見たことある程度になることができます。
 と言いつつ、年度によって本当に太刀打ちできない年もあります。

 なので、まわりの人が取れる問題は絶対に取る、まわりの人が取れない問題は取らなくても焦らない、というのが大事です。
 管理会計論(計算)と同じようなこと言っていますが、結局は応用より基礎を大事にすることが重要です。

◯ 財務会計論(理論)、監査論、企業法

 短答に関しては、財務会計論(理論)と監査論と企業法は勉強方法が似ているため、まとめて説明します。
 これらの教科では、テキストと問題集を併用して勉強していまし*た。

 各教科とも、問題集は3回ほど回転させましたが、毎回間違えたところにチェックをつけておき、3回とも間違えた部分には付箋をつけていました。
 そして、問題集はさっと確認できるため、答練前に確認していました。
理論は、テキストだけで勉強していると、理論独特の聞かれ方を忘れてしまうため、直前期であっても、さらっと問題集を見るのはおすすめです。

 また、自分なりのまとめノートを作っておくのもおすすめです。

特に企業は、似たような情報が多いので、混乱してきます。
テキストにもまとめは載っていますが、自分でまとめノートを作ることで、理解が深まり、暗記しやすくなります。
まとめノートといっても、自分だけが理解できる簡易的なもので大丈夫なので試してみてください!

ー論文ー


 恥ずかしい成績なのですが、ギリギリ合格者として参考にしてください!
 私は、短答はある程度余裕のある合格ができたのですが、論文はギリギリ合格になってしまいました。

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 今までの受験を思い返しても、マークシートは大得意で記述は大の苦手ということがありましたが、それ以上に論文はどうせ受かると生半可な気持ちで勉強していたからです。

 3ヶ月前になり、そろそろ本気で勉強しないと間に合わないと気付き、ぎりぎり合格することができました。
皆さんも、短答受かったからといって安心せずに、論文まで気を緩まず頑張ってください。

●財務会計論(計算)

 財務会計論(計算)は、論文では個別論点と構造論点とに分かれます。
 個別論点に関しては、短答の知識で十分です!!

 12短答の子より5短答の子の方が点数高い、ということもあったので、新たな知識というよりかは、既に得た知識をいかに覚えておくかです。

 大事なのは構造論点です。
 基本的は連結・企業結合・事業分離から出ることが多いです。
 構造論点は、論文から新たに勉強が必要になる論点があったり、配点が大きかったりするので、対策が必要です。

 まずは、短答の知識を持続させつつ、新しい論点を何度も何度も解いて定着させることが大事です。
 企業結合や事業分離は似た論点が多いので、切り離して理解せずに、2~3日時間をとって、じっくり理解することをお勧めします。

 構造論点を武器にすると、点数がかなり安定しますし、かなり自信になります!!
 ぜひ構造論点は自分の武器だと思えるほど鍛え上げてください!

◯財務会計論(理論)

 素直に言ってしまうと、財務会計論(理論)はひたすら暗記です。
 最初に取り組むときは、理解したほうがいいですが、理解だけで文章は書けません。

 なので3ヶ月前くらいになったら、本気で暗記する意思を持ってください(暗記は辛いです、、)
 暗記する際に気をつけるべきことは、全文暗記するのではなく、自分なりのキーワードを覚え、そのキーワードをつなぎ合わせて文章にできるようにすることです。

 やはり、暗記の量は膨大なので、いかに効率よく暗記するようにキーワード暗記が大事になってきます。
とはいえ、キーワードだけを覚えていても、上手に文章にすることができないこともあるので、キーワード同士の繋がりも意識することが大事です。

 財務会計論(理論)の点数配分も高いので、計算があまりできなくても、理論で偏差値がはねることがあります。
なので、直前期に理論をひたすら頑張れるように、直前期には計算完璧の状態に持っていけると強いです!

◯管理会計論(計算)

 管理会計論(計算)は、短答で嫌な思い出がある人が多いと思いますが、論文ではその嫌な思いからも少し解放されると思います!
というのも、短答のように時間に追われることはないですし、財務会計論と合算で偏差値が出るので、足切りすることはほぼありません。

 また、短答の知識で対応できるので、新しい論点が追加されることもありません。
なので、短答の知識を使って、論文の形式に慣れれば管理会計論で足を引っ張ることはありません!

◯管理会計論(理論)

 管理会計論(理論)は、重要度高めの論点の暗記と、キーワードの暗記が重要です。
 他の教科の暗記もあるので、管理会計論(理論)に関しては、重要度高めの論点だけ暗記して、低めの論点は見なくて大丈夫です!
 そして、管理会計論(理論)は、キーワード採点と言われているので、暗記する際には、キーワードを正確に覚えることが大事です。

◯監査論

 監査論は、理論と事例の2問に分かれていますが、理論はひたすら暗記です、、
 だいたい、覚えるべき論点が各予備校で固定されつつあると思うので、それを暗記します。
 理論は、暗記である程度の点数を取ることができます!

 一方で、事例は暗記ではなく、答練を理解すること、監基報を使いこなすことが大事になってきます。
 大体、答練を解くたびに、"ここ問題になるんだろうな"という部分がわかってきます。

 なので、答練を解き、解説を聞いて理解する。
 これの繰り返しです。
 そして、そのときに監基報をいかに使いこなせるかが肝になってきます。

◯企業法

 企業法は書き方が決まっているので、まずは書き方を理解して、自分のものにしてください
 次は、論点の暗記です。

また暗記?となるかもしれませんが、企業法は答えが決まっているわけではないので、他の理論に比べて一言一句まで暗記する必要はありません!
(そうは言っても、暗記しなければ何も書けないので、決して簡単なわけではないです).

 そして、企業法では、条文指摘をしないと点数がこないので、条文の理解も大事になります。
 これは、勉強していくうちに身につくものですが、企業法の勉強をしているときに意識するようにしましょう!

●租税法(計算)

 租税法は、忘れやすい科目なので、いかに回転教材を回転できるかが重要になってきます。
 私の塾では、問題集が回転教材だったので、論文2ヶ月前から2週間に1回転するようにしていました。

 1週間に1回転している知り合いもいましたが、回転数は個人によって異なると思うので、1~3週間に1回転できれば良いと思います。
そして、おすすめの回転法は、今日は減価償却、明日は給与といった風に論点ごとに勉強することです。
 最初の方は、色々な論点がまとめられている問題を1つずつ解いていたのですが、あまり点が伸びなかったため、上記の方法に切り替えました。
 色々な方法を試してみて、自分に合っている方法を見つけてください!

◯租税法(理論)

 他の理論と違って、条文を探せることができれば点がくるのが租税法(理論)の特徴です。
 なので、租税法(理論)に関しては、どういう論点が何条に書いているかを把握するのが大事です。
 問題集をひたすら回転するというよりかは、条文を1条から見ていって、条文と論点を繋ぎ合わせることが大事です。

◯経営学

 経営学は基礎を理解することが大事です。
 経営学は難化する年もあります。

 友人は、難しすぎて解いているとき泣きそうになったと言っていましたが、蓋を開けてみると偏差値は52超えていたそうです。
 なので、周りが取れる問題だけ取れば受かるということです。
 どんなに難しい問題が出ても、基礎ができれば偏差値50は超えます。

 なので、基礎の理解を徹底してください。

・結び

私は、基本的に短答まで10ヶ月しかなくても、ある程度余裕がある状態で合格できました。
しかし、論文まで8ヶ月あるにも関わらず、論文はぎりぎりの状態でした。

一般的に、短答は終わりが見えるが、論文は終わりが見えないと言われているので、多くの方が同じ状態だったとは思いますが、それでも私は論文の勉強をかなり舐めていました。

なので、みなさんは短答受かった後でも、気を緩ませずにひたすら合格に突き進んでください!

会計士試験は、途中で断念する人がみなさんが思っている以上に多い試験です。
そんな中、試験に受けようとしている皆さんは立派で、誇らしい方です!

辛い試験ですが、乗り越えたら、一生自分に対する感謝の気持ちが続くと思います。
なので、将来の自分のために頑張ってください!!!

たこ焼きさんへの質問は下記へ。

ぎりぎり58合格、糸巻きさん、在学中合格

58&ボーダーぎっりぎり合格の糸巻きさん。1358位/1456人
ごっぱちギリギリの勉強法はどういうものか、参考になると思います。

一方で、あと数点減点であればもう一年。これを分けたのはなんだったのか。読みながら考えてみてください。

ゴッパチの時間のなさがよくわかると思います。これでゼミもきちんとこなしていたのは驚きです。
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1、はじめに

今回の合格体験記を書かせていただきます、糸巻きです。よろしくお願いします!

簡単にプロフィールを紹介すると、早稲田大学商学部3年生(21歳)でCPA会計学院に通っていました。

続きを読む

朕さん、暗記→理解重視で在学中合格

「振り返れば、暗記一辺倒の脳筋でたくさん回り道しました」という朕さん。
在学中で1015位での合格ですから、端から見れば回り道でもなく、見事な結果といえるでしょう。

「ゴッパチ失敗後は、基本の教材に立ち返り本質を理解すること、模試をすべて受け切り論文式試験に慣れることに重点を置いたことで、徐々に成績は向上していきました。」

「理解なしでの知識のもろさに気づかされました。」

何をやって失敗したと思ったか、素直な考えが綴られています。2年4ヶ月の軌跡をどうぞ。

脳筋勉強法

【はじめに】

はじめまして「朕」と申します。

コロナの影響で12月短答がなくなったいわゆる強制ゴッパチ世代で、ゴッパチの厳しさに挫折、2回目の論文試験で無事合格しました。
ありのままを記しますので、少しでも参考になれば幸いです。

【総論】

プロフィール

勉強開始時期:2020.4(大学2年)~
受験回数:2021.5〇 2021.8× 2022.8〇(大学4年)
年齢:22
性別:男
予備校:クレアール通信、ただし、使った教材はほぼ他校(メルカリで都度入手)
環境:ずっと家勉
高校:偏差値70男子校
大学:地方国立大学
得意科目:特になし(辛い)
苦手科目:管理会計
選択科目:経営学
推しメン:生田絵梨花、岩本蓮加

使用教材と総回転数()

種類は少なめ、同じものをとにかく回転させました。
短答論文
財務計算CPAコントレ(4)CPAコントレ(5)
財務理論CPAコンサマ、LEC一問一答(3)CPA論対集(14)
管理計算CPA テキスト(2)、CPAコントレ(2)CPAコントレ(2)、CPA論対集(3)
管理理論LEC一問一答(4)CPA論対集(12)
監査論CPAテキスト(5)、LEC一問一答(3)CPA論対レジュメ(17)
企業法クレアールテキスト(3)、LEC一問一答(5)クレアールテキスト(5)、LECグレードアップ答練(3)
租税法CPAテキスト(2)、CPAコントレ(5)
経営学CPA速習レジュメ(2)

勉強時間

財務計算財務理論管理計算管理理論監査論企業法租税法経営学総合
10034644943406237916732704697

成績

  • 2021.5短答(合格ボーダー62%)
財務管理監査企業総合
124397575313(62.6%)
  • 2021.8論文(合格ボーダー51.5%)
会計学監査論企業法租税法経営学総合
33.2642.2544.536.9548.5538.86
  • 2022.8論文(合格ボーダー51.6%)
会計学監査論企業法租税法経営学総合順位
51.9553.4553.2555.0558.7553.761015位
2022.5 CPA論文模試
会計学監査論企業法租税法経営学総合
54.52(B)47.08(D)51.63(C)53.51(B)50.84(C)52.37(B)
2022.8 CPA論文模試
会計学監査論企業法租税法経営学総合
52.28(C)63.04(A)58.74(A)60.46(A)66.04(A)57.88(A)

勉強法

私は、基本的に家にこもって勉強していました。理由は、周りに自習室のようなものがそもそもなかったから、特に場所を変えなくても家で十分に集中できたから、です。

時々「家で勉強するコツは何ですか?」という質問をいただいていました。それは誘惑に勝つことであり、受験生共通の最大の敵は「スマホ」だと思います。

そこで私が実践していたのは、「タイムラプス勉強法」です。勉強風景を自身のスマホで録画することで意図的にスマホを操作不能にしていました。撮った映像を簡単に編集してYouTubeに投稿することを義務付けることでサボることを極力防止することができました。
勉強友達と映像を送りあうのも一つの手だと思います。地方出身など環境に恵まれない方は参考まで。

デジタルか、アナログか

予備校が積極的にPDF版を配るなど教材のデジタル化が進みつつあり、iPadなどを購入するか悩んでいる方がいるかもしれません。そこで短答期は紙の教材、論文期からiPadでの勉強に移行した私が個人的に感じたことを綴ります。

デジタルのメリット
  • 荷物軽量化(試験当日も楽)。
  • マーカー・印が修正し放題。
  • かっこいい。
デジタルのデメリット
  • 直感的な検索ができない(一番不便)
紙の教材では、だいたいこの辺に載っていたと目当てのページを開くことができましたが、デジタルだとそれができませんでした。一応、単語で検索する代替手段はありますが。
  • せっかくスマホを封印したのに、iPadが娯楽手段になりうる。
  • 充電がめんどくさい。
 私が使用していたiPad Airはだいたい6時間稼働したので、充電環境のないところで1日中勉強することはできませんでした。

正直、一長一短な部分があり、私自身もコントレは紙のまま使っていましたし、うまくハイブリットで運用していくのがいいと思います。また、デジタル化の流れに流されず、紙派の人はそれを貫くべきだと思っています。紙の教材の立場がないとはまだまだ言い難い状況だと感じています。

クレアールについて

どこの専門学校にも善し悪しがあります。クレアールは資金的な余裕がない方にとっては十分選択の余地はあると思いますが、大手ではない弱みもあると思いますし、その点は留意が必要であるように思いました。

 というのも、私のコースの場合は、受験料全額負担、分割手数料負担、合格祝い金、未受講料返金等、ほかの予備校にはない金銭面での制度が充実しており、一度論文を落とした私でも受講料の大半が返還される予定です。仮に一発合格した場合には、諸々含めると受講料以上の金額が返金される計算でした。
 ただし財務計算、企業法、監査論以外の講義・教材内容は、他校の方が充実しているようには見えました。

 自分の予備校の教材が不十分かも知れないという疑念を抱きながら勉強することはとてもつらく感じました。しかしそれは自分の弱さかも知れません。自分で情報を集め、足りないところは他校の教材で補っていくなどの能力がある方であればいいかも知れません。

予備校から送られてきた教材を100%信じて、ただがむしゃらにやるだけという環境は精神的にとても楽かなと思います。ただでさえ難しい試験でメンタル削られますから。

会計士を目指した動機

「試験さえ受かれば内定余裕」という噂に惹かれました。実際、ESも面接もてきとうだったけど、しっかりBIG4から内定いただけました。就活の面接やらインターンやらめんどくさそうな工程をパスしたかった、という単純でやや不純な動機です。

【各論(時期別)】

入門期(~短答式試験)

 基礎を固める一番大事な時期だと思います。私自身、特に計算科目では早い段階からろくに基本のテキストで学ぶことなくコントレに手を出してしまったため、全く成績が伸びず苦労しました。

 コントレは網羅性に優れており、コントレさえやっておけば大丈夫と思っていましたが、応用的な部分を学ぶことで基礎的な部分に演繹的に思考を巡らすことができない私のような凡人のやる勉強法ではなかったと後悔しています。(ただ、最終的に会計学の第5問では点数を稼げるようになっていることから、時間はかかりましたが、コントレが神教材であることうたがいはありません。)

 理論科目は、最悪〇×の判断さえつけばいいと割り切ってしまっていたため、一問一答の回転をベースに勉強し、これまたテキストをおろそかにしていたことから失敗しました。運よく短答式試験は一発で突破したものの、本質を全く理解していなかったため、論述形式の論文式試験と大きな壁にぶつかってしまいました。

 短期合格を目指すなら、この時期から論文式試験を視野に入れ、やはり基本となるテキストの理解に努めるべきです。

 公認会計士試験は、計算ゲー、特に会計学ゲーと言われています。この時期は、理論科目よりも計算科目に力を入れ、圧倒的計算強者を目指しましょう。

上級期(短答式試験後~論文式試験)

 短答式試験はマークシート形式、論文式試験は論述形式と突破しなければならない2つの試験には大きなギャップがあります。

 私はそのギャップに対応しきれず、ゴッパチに見事挫折しました。ゴッパチ失敗後は、基本の教材に立ち返り本質を理解すること、模試をすべて受け切り論文式試験に慣れることに重点を置いたことで、徐々に成績は向上していきました。

直前期(短答・論文共通)

 共感していただける方がどれだけいるかわかりませんが、私は直前になればなるほどやる気がなくなり、勉強時間が減少していくタイプの人間でした。

しかしながら、この時期は大多数の受験生が回転教材を駆使しラストスパートをかけ、急激に成績を伸ばします。そのため、だれるのはしょうがない反面、なんとか気持ちを奮い立たせ、大きく差が開かないように踏ん張るしかありません。この時期は、メンタル勝負です。辛いのは自分だけではありません。
 
私がよかったと思うのは、直前期にかかわらず日ごろからコンスタントに勉強時間を多く確保していた点です。

おかげで、直前期にかけて勉強時間を飛躍的に増やす他の受験生の追随を命からがら振り切り、ぎりぎりではありますが合格を手にすることができました。私と近い境遇の方は、直前期に限らず、やる気があるうちにできるだけ勉強時間を確保し、アドバンテージを取っておきましょう。

【各論(各科目)】

プロフィールにも書きましたが、私には得意科目がなく、本番でも全科目合格ボーダーを超えていましたが、逆に科目合格レベルは1科目だけでした。得意科目はあることに越したことはないです。

ただ、得意科目がないことは、本番仮にその科目が難化して躓いてしまったときのダメージを考えると、全科目気負わずに試験に臨める分、楽、と考えることもできるかもしれません(負け犬の遠吠え)。

財務計算

財務計算を制する者は会計士試験を制する。成績優秀者は決まって財務計算の成績が良かったように思います。これを念頭に財務計算に多めに時間を費やすといいと思います。

 私の失敗は2つ。

1つ目は、仕訳の理解を怠っていたことです。前述のとおり、コントレベースで学習していたせいか、あとから仕訳の理解に取り掛かり、特に成果連結の仕訳の理解には苦労しました。基本的な簿記の知識も身についてなく、下手したら簿記一級は受かってても簿記三級は落ちるかもしれないです。

2つ目は、下書きを確立していなかったこと。私の学習全般に言えることですが、何となくこなしてしまうことが多く、下書きが確立していなかったため、ほかの人と比べて、解答スピードが遅かったと思います。下書きに頼りすぎるのもよくないですが、ある程度自分の型を持っておくといいと思います。

財務理論

 とにかく暗記といった科目でしたが、やはりテキストベースで学習しなかったことに後悔しています。なぜなら、少しでも理解があれば暗記事項もすんなり頭に入ってくると思うからです。特に、論文期の論証暗記は地獄でしたし、あれだけやったのに本番典型問題をド忘れし、理解なしでの知識のもろさに気づかされました。

管理会計論

 なぜ管理会計が苦手だったかは、やはりコントレベースで学習してしまったためです。管理のコントレは、財務や租税のコントレと比べて評価されているとは言えないように感じました。そのせいか苦手意識が付いてしまい、テキストベースの学習に戻しても、無意識に管理会計から避け続け、苦手を解消できませんでした。 

 そもそも管理会計は難化しやすく苦手意識を持つ受験生は少なくないので、差が付きづらいですし、論文試験では財務と合わさって会計学となるので、財務の出来でカバーすることで足きりは免れることができます。

 苦手な方は、私の開示答案を見て少しでも気軽になってください。それでも最低限、基本的な論点をこぼさない程度に演習しておくべきだと思います。(私は、簿記程度の問題で苦戦するレベルでした。)

監査論

 監査論は、森を見てから木を見ることが大切な科目です。監査一巡を常に意識して学習しましょう。

 実務を経験していないので、私自身理解にはとても苦労しましたし、論文試験前日にも新発見があったりしました。講師の方はだいたい実務経験をされている方だと思うので、機会がある方はガンガン質問してイメージを膨らましていきましょう。

企業法

 法律科目なせいか私にはとっつきづらかったので、短答は一問一答の暗記一辺倒に逃げました。

論文とのギャップはとにかく答練を回転させ、慣れることに尽力しました。問題提起、規範、条文、当てはめ、結論という風に書き方に慣れて覚えてしまえば、暗記した論証と趣旨を吐き出すだけです。    

開示答案にもありますが、2-2全く分からず、足きりも覚悟しましたが、合格ボーダーを超えていました。論文試験は意外とレベルが高くないという点の意識も大事だと思います。

租税法

 租税は計算科目に見えて、ごりごり暗記科目だと思います。×0.6やら×0.3やら計算方法をうまく整理してひたすらコントレを解きました。租税は時間を費やせば比例して力になりやすく安定して偏差値も出しやすいので、ぜひ得意科目にしてください。

経営学

 経営学の習得はあまり時間がかからない、経営学はデザートと聞いていた分、すごくだまされた気持ちになりました。確かに他科目と比べて勉強時間は少ないですが。

 経営計算は高校数学が出てきます。数学に苦手意識がなかった方は、あまり苦労することなく習得できると思います。私自身、経営計算にはあまり時間を割かれず済みました。

 時間が溶けるのは経営理論です。デザートってもんじゃなかったです。ただ覚えることは膨大ですが、理解はあまりいらないので、語呂合わせ等で効率よく楽しく覚えましょう。

【結び】

振り返れば、暗記一辺倒の脳筋でたくさん回り道しました。ぜひ、入門期から講義をしっかり受けて理解を大事に取り組んでください。

受験生活はつらいことが多いですが、自分を信じて戦いましょう。報われるまでが努力です。あきらめなければ、だれでも合格できる試験だと思います。

皆さんの合格を心から願っています。

開示答案

朕さんの開示答案

らららるるるさん 5→8短期&上位合格

東大生ということで、自分とは頭の良さが違う、という受験生もいるかも知れませんが、読んで頂ければ、奇をてらわずにゴールに向かって、合理的な行動をしていくことの大切さがわかると思います。

短期合格、順位300位代は、たいしたものだと思います。
勉強期間約1年、在学中合格(東大経済学部)のらららるるるさんの合格体験記です。

長期記憶の作り方、財務会計・計算のコツ、はとても参考になると思います。
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始めに

挨拶・自己紹介

 合格体験記を見て頂きありがとうございます。らららるるる(twitter名)と申します。

 2022年11月現在22歳(大学4年)になります。大学3年次に会計に関しては全くの初学の状態から2021年7月にC P A会計学院に通い始めました。2021年12月短答で不合格となった後に2022年5月短答に合格し2022年8月論文にも合格することができました。

 勉強時間としては1900時間ほどで合格することができました。この1年間を通じて会計士試験に効率的に受かるためにはどんな心構えでどんな勉強法をしたらよいのかを考えてきたので、この合格体験を通じて現在勉強中の方や会計士受験を考えている方に私が重要だと考えていることをお伝えしたいと思います。

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もっちんさん、在学&一発合格!

在学&一発合格メソッド-もっちん

ペンネーム:もっちん
受験回数:1
年齢:23
通っていた予備校:TAC(通学)

0 自己紹介

 はじめまして。2007年公認会計士試験に合格したもっちんと申します。進路先は、某監査法人です。

 勉強法についてはなるべく具体的に述べましたので、成績が伸びなくて悩んでいる方や勉強方法が分からない方は他の体験記とあわせて参考にされるといいのではないかと思います。

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ARANの在学合格の方法

電卓が恋人-ARANの在学合格の方法

はじめに【自己紹介】

07年会計士試験に合格しましたAranといいます。

・年齢 22歳
・現在 某大学経済学部経済学科に在学中
・予備校 TAC(1回目2年本科 2回目上級ハイレベル)
・受験回数 2回(1回目06年短答合格、論文不合格、科目免除なし。2回目07年論文一括合格。)
・選択科目 経営学
・得意科目 監査論 管理会計論
・苦手科目 簿記

 私は大学1年目の夏から会計士の受験勉強をして大学4年目に最終合格しました。受験期間はちょうど3年です。

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